採卵用ウズラと食用ウズラの違いについて

以前から「一度調べてみたいな」と思ってはいたのです。
思ってはいたのですが、中型フクロウ1羽が消費するウズラの量なんてたかがしれてる・・・。
ほんのちょっとしか注文しないのにあれこれしつこく訊くのはご迷惑だろうな、
となかなか訊けずにいましたが、村上家2号さんからいただいたコメントがきっかけで、
思い切ってお電話してみました！

お話をお伺いしたのは、
次回ぽっちゃんのための食用ウズラを購入予定だった、東海有機さん。
http://www.tokaiyuki.jp/poultry/index.html 
ペット用のリタイヤ採卵用ウズラと人間用の食用ウズラの両方を生産・出荷されてます。

まず、いちばん気になってた薬物の蓄積についてですが、
食用ウズラはもちろん、採卵用ウズラもその心配はまったくないそうです。
というのも、どちらのウズラも抗生物質を与えるのは生まれてから3日間の薄い薬水のみ。
以後は1年間飼育される採卵用ウズラであっても、
抗生物質はまったく与えないとのことでした。
定期的にワクチンは打つけど、それは抗体をつけるためで、
卵や肉に残るものではないそうで・・・。
これにはとてもびっくりしました！
 
もうひとつ気になってたのが餌のこと。
これまた素人考えから、
採卵用ウズラと食用ウズラでは当然餌が違うだろうと思っていたのですが、
「違いと言えば、豊橋は大葉の産地だから、
食用ウズラには肉の香りづけのために大葉を食べさせてるくらいかな」とのことで、
あとはほぼ同じだそう。

いちばんの違いは、食用ウズラは人の嗜好に合うように脂がのってるらしく、
てことは、猛禽さんにはやっぱり採卵用ウズラのほうがよさそうですね～
 
東海有機さんでは基本的には
「当日朝まで飼育していたウズラを出荷ぶんだけ午前中に処理し、その日のうちに出荷」
なのですが、繁忙期にはストックを作ることもあるそうです。
それでも、ストック期間はせいぜい1～2週間とのことで、とっても鮮度がよさそう！
食用ウズラは諦めることになってしまいましたが、
ぜひこちらの採卵用ウズラを ぽっちゃんに食べさせてあげたいな、と思いました。


ふぅ、危うく食用ウズラ買っちゃうところだったよ・・・。 

 

  はい、すみませんでした