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ウサギフクロウ「ぽち」の飼育日記です。
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楽鳥園さんにウサギフクロウの予約をお願いしたのは去年の秋の初めでした。
1ヶ月半後、「卵が産まれました」とご連絡をいただきました。
卵は3個でみんな有精卵とのこと。
「どうか無事に育って元気に生まれてきてくれますように」と祈りました。



孵卵器で温められて転がされちゅう~。
下の3個がウサギフクロウの卵で、その真ん中がぽっちゃんのもとです。
ちなみに上の4個はベンガルさん。


 1ヶ月後・・・。



生まれました!ぱんぱかぱ~ん!emoji
生まれたときの体重は22.43gだったそうです。



  

ぽっちゃんは2羽きょうだいの下の子です。
3個あった卵のうち、最後の1個は卵から出て来れず亡くなってしまったと聞きました。
生まれて来れなかったきょうだいのぶんまで、いっぱいいっぱい生きようね!





お目目が開いてきました。
ペンギンさんみたいで可愛い~(*´▽`*)
と思ってたら・・・。





わー、なんか妖怪みたい・・・Σ( ̄ロ ̄lll)
奥の2羽がぽっちゃんたちきょうだいです。
手前の福々しいのはベンガルさん。



 

フクロウっていうより、ワシかタカのような・・・emoji
お顔がしゅっとしてるのでフクロウっぽくないですね~。
私はウサギフクロウのこの青みがかった優しい目が大好きです。


「できるだけ幼いうちから育てたいんですけど、いつごろお迎えOKになりますか?」
とご相談したら、
「鳥の扱いに慣れてらっしゃるようなので、生後3~4週にもなれば大丈夫でしょう」とのこと。
だんなさまが休みをとれる生後25日目をお迎え日に決めました。




お迎え2日前のぽっちゃんたちきょうだい。
この写真を見たとき、焦りました!ヽ(□ ̄ヽ))((ノ ̄□)ノ
てっきり↓くらいになってるものと思ってたから。
http://www.exmoorfalconry.co.uk/day-visitors/owl-and-bird-of-prey-pages/peruvian-striped-owl---inca.html
「生後5週でお迎えしてなんちゃらかんちゃら」と書いてあるので、
これがそのころの写真だと思い込んでたんですよね~emoji
今のぽっちゃんの成長から考えると、この写真のインカちゃんって生後3ヶ月くらい?emoji
予想外の幼さに腰が引けてしまったのですが、そのときちょうど
抱卵放棄されてしまって人口孵化させたオカメインコのひなちゃんを育ててたので、
「人によっては4gのひなを育てるほうがよっぽど怖いはず。大丈夫さ~」
と自分に言い聞かせて、予定通りお迎えすることにしました。


千葉へはだんなさまと二人で新幹線でお迎えに行きました。
私が動物取扱業を持ってるので空輸もOKとのことだったし、
「よかったら大阪までお連れしますよ~」ともおっしゃってくださったのだけど、
やっぱりこちらからお伺いするべきだと思ったので。
お迎えのとき、ぽっちゃんが入っていた卵の殻と成長の記録をいただきました。
温度・湿度・餌の量と食べさせた時間・体重が1日3回、
25日間抜けることなく記録されていました。
「こんなにも気を配って育ててくださったんだなぁ」と胸がいっぱいになりました。
大切に大切に育てていただいた命を引き継ぐ重みを感じました。

この記事の写真は楽鳥園さんからメールでいただいたものや
ブログから転載させていただいたものです(掲載許可はいただいてます)。
予約をお願いしてからお迎えするまで、質問には事細かにお返事いただき、
日に日にぽっちゃんが育ってゆく様子を見せていただけて、
とっても幸せなお迎えをさせていただきました。
本当にありがとうございました!(*´▽`*)

しあわせをよぶふくろうの城 市原店」にはぽっちゃんのきょうだいがまだいて、
ときどきお店のブログにも登場してるので、いつも楽しみに覗かせていただいてます。
新しくひなちゃんも生まれたようで、ついつい「もう1羽!」と言ってしまいそうに・・・emoji
いかんいかん~(`・ω・´)
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「ウサギフクロウをお迎えしよう!」と決めたのは去年の夏の初めでした。
 大阪のあるお店に相談したところ、
「生後半年のベタ馴れ海外CBが入荷予定なので、1ヶ月後にはお迎えいただけそうです」
「海外生まれでも日本生まれでも、丈夫さに違いはありませんよ~」
とのこと。
本当はひなでお迎えしてウサ耳が生えてくる過程を見てみたかったので、
すこし迷いましたが、
「生後半年たってるってことは体もしっかりしてて安心できるってことだよね」と
そう考え直してお願いすることにしました。
住まいにキャリー、ファルコンブロックやリーシュ、専用の冷蔵庫まで揃え、
1ヶ月後のその日を楽しみに待っていました。
でも・・・、そのお迎えは叶いませんでした。
うちに来る予定だったその子は日本へ向かう飛行機の中で亡くなってしまったのです。

これには大きなショックを受けました。
うちの子になるはずだった子が亡くなったことへのショック以上に、
「フクロウのような鳥さんでもそういうことがあるのか」というショック。
これまでの飼鳥経験から鳥さんの輸入に死着のリスクが付き物なのは知っていましたが、
それは体の小さな鳥さんほど大きいもので、
ある程度大きな鳥さん、ましてや多少の絶食に耐えられるフクロウ、
それも生後半年まで育った子においてはほとんどないのでは、と思っていました。
数百羽ひとからげでやってくる小鳥と違って、
一羽一羽ちゃんと状態を確認して送り出されるであろうフクロウ。
プロであるはずの輸出者側が「この子は大丈夫!」と判断したうえでの死着・・・。
死着までいかなくても、衰弱した状態で到着することもあるかもしれない。
大きく育っているからこそ、
これまで育った環境との違いになじめず苦しむこともあるかもしれない。
「輸入された子を迎えることは日本生まれの子を迎えるよりリスクが高いのかもしれない」
と考えるようになりました。
海外生まれであっても日本生まれであっても、強い子は強い。弱い子は弱い。
それが真実だと思いますが、
私はもう海外生まれの子をお迎えする気にはなれなくなっていました。

楽鳥園さんからお迎えすることにしたのは
「日本生まれのウサギフクロウをお迎えできるのがここだけだったから」
というのが何よりの理由なのですが、
いつも快く電話応対してくださるAさんの
穏やかでゆったりしたお話のしかたにお人柄を感じたのも大きな理由でした。
遠方からお迎えすることに不安はありませんでした。
大阪でお迎えしたって、
何かあったら電話で相談するか病院に駆け込むことになるんだし・・・。

秋の初め、次のシーズンのひなちゃんの予約をお願いして、
まだ見ぬぽっちゃんを待つことにしました。
(だんなさまの命名で、このときすでに「ぽち」という名前が決まっていました)



 

だんなさまに腕枕してもらっておこたで眠るぽっちゃん。
あなたはほんとにフクロウですか・・・?emoji
「ウサギフクロウをお迎えしよう!」と決めたのは去年の夏の初めでした。
そこからいくつかのお店に電話したり、直接お伺いしてお話を聞いたりしたのですが、
「神経質で人に馴れない」と散々言われました。
「凶暴」とすら言われたこともありました。
それでも、ウサギフクロウとの暮らしを諦める気にはなれませんでした。
馴れなくても、凶暴でも、流血沙汰の毎日でもいい。
そう覚悟してお迎えしたので、今そばにいる、
「いっしょに寝たい」とこたつに潜り込んできては
「なでなでしろ」とか「寒いからふとんをかけろ」とか言って怒る毛玉地蔵に
すこし面食らっています。
まぁ、こんなのひなのうちだけかもしれませんが、
この先ぽっちゃんがどんなに手のつけられない暴れん坊になったとしても、
私はやっぱりぽっちゃんを大好きでいると思います。


私が「ウサギフクロウ」という鳥さんの存在を知ったのはまだ10代のころでした。
こどものころ、雄鶏にうしろから跳び蹴りされたトラウマで
大人になるまでずっと鳥が苦手だった私ですが
(このころ私はヤギにも頭突きされ、家畜全般があまり好きではありませんでした)、
唯一フクロウだけは好きで、可愛い小物を見つけると買って帰ったりしていました。
ある雑誌の記事で、大阪の天満橋に
世界中からフクロウ雑貨を集めた「有楽(うらく)」というギャラリーがあるのを知って、
お店に行ってみたのですが、
「これ素敵!」と思うものは学生の私には手がでないようなお値段のものばかり。
それでも見てるだけで楽しくて、ひとつひとつ見て回っていると、
オーナーさんが声をかけてくださいました。
お店にはフクロウ好きなかたが全国からいらっしゃるそうで、
そのお話の中で、フクロウの餌が冷凍ネズミなこと、
それを湯せんにかけてブツ切りにして与えることをお伺いし、
「あぁ、私にはフクロウを飼うなんて到底できないわ・・・」と思ったのでした。
帰り際に「そんなにフクロウが好きだったら」とくださったのが、富士国際花園のパンフレット。
その中にウサギフクロウの写真があったのです!
愛らしさに釘付けになっていると、
「日本ではここでしか見れないフクロウだから、遠いけど一度行ってみたら?」と。
「いつかきっと!」と思いつつ、その機会がないまま、十数年が過ぎました。


その間にだんなさまと出会い、すすめられるまま小鳥を飼い始め、
もののみごとにはまってあれよあれよと種類や数が増え、すっかり鳥キチになった私は
当然のようにオープンしたばかりの神戸花鳥園に行ったわけですが、
そこで思いがけずウサギフクロウに出会ったのです!



初めて見る本物のウサギフクロウはパンフレットで見た愛らしいだけのイメージではなく、
凛々しくたくましく、そしてとても美しく、私はいっそうウサギフクロウを好きになりました。
でも、「これを飼ってみたい」なんて大それたことはこれっぽっちも思いませんでした。
去年の夏までは。


去年の春、あるフクロウブリーダーさんから性別鑑定のご依頼をいただきました。
(小鳥のブリードをしてる関係で、私は鳥さんの性別鑑定の代行をしています)
そのやりとりをさせていただく中で、
「今ひなが育ってるので、よかったら見に来ませんか?」とお声をかけていただき、
もともとフクロウ好きだっただんなさまと二人、すっ飛んで行きました。
初めて見るフクロウのひなちゃんはめちゃくちゃ可愛かった!
いろいろお話させていただく中で「でも餌がねぇ・・・」と言うと、
「僕も最初はイヤで仕方なかったけど、慣れました!」と。
その言葉が私には目からウロコというか、本当に衝撃でした。
フクロウを飼ってる人はみんな最初から冷凍ネズミが平気なんだと思ってたから。
そういう人じゃないとフクロウは飼えないんだと思ってたから。
「だったら私もたぶん慣れる!だってこんなにフクロウ好きなんだもの!」
と俄然強気になったものの、いちばんの問題はだんなさまのお許しが出るかどうか・・・。
私が鳥さんを増やしに増やしまくったせいで、
日頃から「もうこれ以上増やしちゃダメ!」とキツく言われていたのです。
「あ~ぁ・・・」とだんなさまを見ると・・・、
フクロウのひなちゃんを膝に乗っけてなでなでしながら蕩けてる~!
これはイケル!

帰ってからそろりそろりとお伺いをたて、
犬を飼い始めるときの小学生のように「あれもやります」「これもやります」と約束をして
お迎えのお許しをもらったのでした。
そして、「こうなったら背伸びして、20年間憧れ続けたウサギフクロウを!」と
私のウサギフクロウ探しが始まったのです。
プロフィール
HN:
ミー
性別:
女性
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