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ウサギフクロウ「ぽち」の飼育日記です。
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「ウサギフクロウをお迎えしよう!」と決めたのは去年の夏の初めでした。
 大阪のあるお店に相談したところ、
「生後半年のベタ馴れ海外CBが入荷予定なので、1ヶ月後にはお迎えいただけそうです」
「海外生まれでも日本生まれでも、丈夫さに違いはありませんよ~」
とのこと。
本当はひなでお迎えしてウサ耳が生えてくる過程を見てみたかったので、
すこし迷いましたが、
「生後半年たってるってことは体もしっかりしてて安心できるってことだよね」と
そう考え直してお願いすることにしました。
住まいにキャリー、ファルコンブロックやリーシュ、専用の冷蔵庫まで揃え、
1ヶ月後のその日を楽しみに待っていました。
でも・・・、そのお迎えは叶いませんでした。
うちに来る予定だったその子は日本へ向かう飛行機の中で亡くなってしまったのです。

これには大きなショックを受けました。
うちの子になるはずだった子が亡くなったことへのショック以上に、
「フクロウのような鳥さんでもそういうことがあるのか」というショック。
これまでの飼鳥経験から鳥さんの輸入に死着のリスクが付き物なのは知っていましたが、
それは体の小さな鳥さんほど大きいもので、
ある程度大きな鳥さん、ましてや多少の絶食に耐えられるフクロウ、
それも生後半年まで育った子においてはほとんどないのでは、と思っていました。
数百羽ひとからげでやってくる小鳥と違って、
一羽一羽ちゃんと状態を確認して送り出されるであろうフクロウ。
プロであるはずの輸出者側が「この子は大丈夫!」と判断したうえでの死着・・・。
死着までいかなくても、衰弱した状態で到着することもあるかもしれない。
大きく育っているからこそ、
これまで育った環境との違いになじめず苦しむこともあるかもしれない。
「輸入された子を迎えることは日本生まれの子を迎えるよりリスクが高いのかもしれない」
と考えるようになりました。
海外生まれであっても日本生まれであっても、強い子は強い。弱い子は弱い。
それが真実だと思いますが、
私はもう海外生まれの子をお迎えする気にはなれなくなっていました。

楽鳥園さんからお迎えすることにしたのは
「日本生まれのウサギフクロウをお迎えできるのがここだけだったから」
というのが何よりの理由なのですが、
いつも快く電話応対してくださるAさんの
穏やかでゆったりしたお話のしかたにお人柄を感じたのも大きな理由でした。
遠方からお迎えすることに不安はありませんでした。
大阪でお迎えしたって、
何かあったら電話で相談するか病院に駆け込むことになるんだし・・・。

秋の初め、次のシーズンのひなちゃんの予約をお願いして、
まだ見ぬぽっちゃんを待つことにしました。
(だんなさまの命名で、このときすでに「ぽち」という名前が決まっていました)



 

だんなさまに腕枕してもらっておこたで眠るぽっちゃん。
あなたはほんとにフクロウですか・・・?emoji
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無題
なるほど!いろいろあったんですね~
しかし一緒にコタツにいるとはかわいいですよね~!
ASH 2014/01/17(Fri)16:56:49 編集
ASHさん
フクロウにとっても「こたつでうたた寝」は気持ちのいいものらしいです。
でも、次の冬にはおこたなんて全力拒否しそうですよね~(笑)
【2014/01/17 20:04】
無題
こんにちは。
ぽっちゃんお迎えまでにそんなことがあったのですね。
辛いですよね…お気持ちとてもよくわかります(ノ_-。)

じつはうちもお迎えするはずだった仔が亡くなってしまう悲しい経験をしました。
国内ブリードで4羽生まれて、残念なことに2羽だけしかお店に入ってこなかったのですが
その1羽をうちの仔と決めて
お迎えの日まで、毎日写真や動画を撮りに行ったと
とても楽しみにしていたのですが…
亡くなったと聞いたときは、その仔への思い入れが強かったので
残った1羽を全くかわいいとは思えませんでした。
とくに娘のショックは大きく、代わりにその仔をお迎えするかどうかとても悩みました。
そして。。。モネと改名してお迎えを決めました。

今ではモネをお迎えして本当によかったと思っています。
国内ブリードでも4羽生まれて残ったのは1羽だけ…
人間のエゴで生まれた仔達。。。そう考えると心が痛いです。
だからこそ、お迎えした仔は精一杯育てたいと思っています。

モネもぽっちゃんも長生きしてほしいですよね♡~(≧▽≦)♡

お名前はご主人が命名されてんですね♪
ウサギさんなのに『ぽち』ちゃん♡イケてまーす(°∀°)v
かわいいです!!
びぃちゃん URL 2014/01/17(Fri)17:30:55 編集
びぃちゃんさん
そうでしたか、びぃちゃんさんちでもお迎えまでに辛い出来事があったんですね。
そうなんですよね、予約したときからもう「うちの子」なんですよね。びぃちゃんさんはもちろんですが、お嬢さんのショックはどれほどだったかと・・・胸がつまります。でも、きっと、びぃちゃんさんちとご縁があったのはモネちゃんのほうだったんですね。
うちのぽっちゃんは2羽きょうだいで、2羽とも元気に育ちましたが、卵は3個あったんです。最後の1個は卵から出て来れず亡くなったと聞きました。
卵に命が宿ることも、卵から無事に出て来ることも、元気に育つことも、小さな奇跡の積み重ねのように思います。いろんな試練を乗り越えてうちに来てくれた子だからこそ、ぽっちゃんもモネちゃんも元気に長生きしてほしいですね!(*´▽`*)
だんなさまのネーミングセンスは絶妙で、最初は「ナニそれ?変なの~」って思うんですけど、呼び慣れると他にはありえなかったように思えてくるから不思議です(笑)
【2014/01/17 20:29】
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